疲れをためない生活習慣が身につく心得3カ条

リラックスに良いことや、体に良いことは分かっていても、ついつい頑張ってしまって、疲れをためてしまうということもあると思います。心身に良い習慣は分かっていても、なかなか行動に移せなかったり、習慣として定着しにくかったりするということもあると思います。そんな人の背中をそっと押してくれる考え方を、3点ご紹介します。

1回実践できただけでもよしとする

心身に良いことを実践しようとするとき、「続かなかったな」と反省することはありませんか?これは、見方を変えると、「1回はやってみることができた」ということになります。全くやったことがない状態と、1回はやったことがある状態では、全く違いがあります。具体的には、次のように考えてみてください。1回やってみることの意義が分かるはずです。

どんな風にやるのかを把握できた

1回やってみることで、その取り組みをするには、どんな準備をして、どれくらい時間をみておけば良いのかを把握することができたことになります。次にやる時は、そのあたりの具体的なイメージを持った状態から入るので、1回目よりもスムーズに取り組むことができるようになっています。

やってみようという気持ち=前向きさ

何にしても、それを「やってみよう」と思えることは、未来に対する肯定的な思考によるものです。1回やってみたということの前提には、まずそのような前向きな気持ちが働いていたという事実を、振り返ってみてください。そのように前向きに考えられるのは、あなたの長所ともいえるのではないでしょうか。

やる前とやった後で、その活動に対するイメージが変わる

1回やってみて、自分には向いていないと思ったり、継続するのが難しいと思うこともあると思います。ですが、1回やってみたことでしか、そのように判断することはできません。また、このまま継続するのは難しいけど、〇〇の工夫をすれば続けられそう、といったように、次のステップに向けた見通しを持つことも、1回やったことでしかうまくできません。継続するにしてもしないにしても、とにかく1回やってみたということが、その後の判断基準にかかわってくるのです。

元々の生活スタイルに結び付ける

何か新しいことを始めようと思った時、今までの生活スタイルを大きく変えようとはしていませんか?生活スタイルを変えることは、それが成功したとしても失敗したとしても、意外と大きなストレスになるものです。せっかくリラックスできる習慣を身に付けようとしているのに、これでは本末転倒です。生活スタイルに結び付ける具体例を、以下にご紹介します。

朝起きてからのルーティンに組み込む

例えば、朝起きて水を1杯飲む習慣があるなら、水を飲んだ後に5分だけストレッチをしてみる。といった形で、毎朝必ず行っていることに付随して行うようにしてみましょう。

土日など、比較的時間のある曜日から始める

とても良い習慣であっても、いきなり毎日行うのは大変です。そこで、まずは時間に余裕のある日、例えば土日や休日などに行うのも良い方法です。時間を無理に決めずに、ゆとりのある時に少し実践してみる。習慣とはまだ言えないかもしれないけど、まずはやってみることが大切です。回を重ねるうちに、その活動をすることに慣れてくると思いますので、時間を決めるのはそれからでも良いと思います。

寝る前に行う

習慣にしようと思っていても、つい行うことを忘れてしまうことがあると思います。寝るという行為は必ずといってよいほど毎日行うことなので、まずは寝る5分前に決めて、やってみるというのもおすすめです。寝る前にリラックスできる活動をすることで、心が落ち着いて寝つきもよくなるので一石二鳥です。

最初は数分から行う

いきなり1時間たっぷりやろうと思わないで、最初は数分から初めてみるというのも、ストレスをためないで習慣化するコツです。

例えば、いきなり1時間の体操をするというふうにしないで、まずは自分が気持ちよく行える体操を2、3つでいいから、数分行うところから始める。いきなり本格的なお茶を淹れるのは、機材をそろえたりするのが大変なので、気になったティーパックのお茶を買ってきてサッと淹れてみる。などです。数分でも、リラックスにつながる活動を実践して、心地よさを味わうことでもっと続けたくなってくるはずです。

まとめ

疲れをためない生活習慣が身に付く3つの考え方を紹介しました。いきなり生活を大きく変えようとせず、簡単にできるところから少しずつ積み重ねていくことが大切です。心地よさを感じながら、自分にとって良い習慣を身につけていきましょう。

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